ヒートショック対策リフォームの事例と費用

ヒートショック対策リフォームの事例と費用

ヒートショックとはどのようなものでしょうか。ヒートショック対策としてどのようなことに注意すればよいでしょうか。ヒートショックとは、ヒートショック対策、ヒートショック対策のリフォーム事例と費用などヒートショックについてまとめて掲載しています。

目次

ヒートショックとは

ヒートショックという言葉や、危険性についてニュースなどで取り上げられる機会が増えたように感じます。有名人が死亡した際に起きた事故の原因がヒートショックの可能性があるということで、より身近に感じた人も多いのではないでしょうか。ヒートショックは、温度の急激な変化が原因で、血圧が上下に大きく変動することにより起こります。失神し、心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害があり、死亡事故にも繋がっています。

ヒートショックは温度差が原因で起きるため、冬季に多く発生します。日本の住宅の断熱性能は先進国で最下位レベルだといわれています。外気温が低くなる冬になると、居間やリビングルームは暖かいのに廊下やトイレ、お風呂はとても寒いというお家は珍しくありません。先に書いたようにヒートショックの原因は急激な温度変化です。そのため、暖かい部屋で過ごし、寒い浴室や洗面所、トイレへ移動する際に起こりやすくなるのです。

ヒートショックにより入浴中に意識を失い、そのまま浴槽内で溺れることがあり死亡事故に繋がります。このような事故は、政府広報オンラインの記事によると毎年11月から4月にかけて多く発生しており、厚生労働省人口動態統計(令和3年)によると、高齢者の浴槽内での不慮の溺死及び溺水の死亡者数は4,750人で、交通事故死亡者数2,150人のおよそ2倍となっています。

浴室内で溺死や溺水の死亡者数は、交通事故による死亡者数の2倍いるという具体的な数値を見ると、家庭内で起こる事故の危険性が伝わりやすいですね。もちろん、この数値の全ての原因がヒートショックという訳ではありませんが、ヒートショックは身近にある、死亡に繋がる可能性がある危険なものとなっています。

参照)交通事故死の約2倍?!冬の入浴中の事故に要注意!|政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202111/1.html

ヒートショックを防ぐための対策

ヒートショックを防ぐためにはどのような事に注意すればよいでしょうか。ヒートショックを防ぐためにはどのような対策ができるでしょうか。消費者庁から発表されているヒートショック対策には、以下のような対策があります。

入浴中の事故を防ぐための注意ポイント(共通)

  1. 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
  2. 湯温は 41 度以下、湯につかる時間は 10 分までを目安にしましょう。
  3. 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
  4. 食後すぐの入浴、アルコールが抜けていない状態での入浴は控えましょう。
  5. 精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険ですので注意しましょう。
  6. 入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。

参照)冬季に多発する入浴中の事故に御注意ください!
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_009/pdf/caution_009_181121_0001.pdf

入浴前に脱衣所や浴室を暖めることや急に立ち上がらないようにすることで、急激な寒暖差を防ぐことができますね。食後すぐの入浴を避けたり、アルコールが抜けていない状況で入浴を避けたりする事も有効な方法です。ただ、いくら注意するポイントは知っていても、常に注意し続けるのは大変な事もあります。その場合、どうすればよいのでしょうか。

ヒートショック対策のリフォーム

  • ユニットバスへの交換
    ユニットバスは従来工法のお風呂に比べて断熱性が高くなります。古い浴室を使用しているという場合は、ユニットバスへ交換することで断熱性が大きく変わります。
  • 断熱リフォーム
    断熱材を追加したり、二重窓を追加したりして、家の断熱性を高めるリフォームを行います。
  • 浴室暖房乾燥機の設置
    費用や時間を節約したいという場合は、浴室暖房乾燥機を設置するという方法もあります。
  • 床暖房の設置
    廊下などのヒートショック対策には床暖房が効果的となります。

ヒートショック対策のリフォームとして、断熱性を高めるリフォームが理想的です。日本の古くからあるお家は断熱性能が低い事が多くあります。また、年月と共に断熱性能が低下することもあります。家全体のリフォームが理想的ではありますが、事故が起こりやすい浴室のみリフォームするなどご予算に応じたリフォームでも、十分な効果を見込めます。次に実際にリフォームするといくら位費用がかかるのか、どの位の期間がかかるのか事例を見ていきましょう。

ヒートショック対策のリフォーム事例と費用

会社に依頼するとどのようなリフォームを行うことができるでしょうか。リフォームを検討しているけど、費用がわからないという場合のご参考にしてください。実際にかかるリフォーム費用はお家の状態や広さにより様々です。補助金が利用でき、費用を節約できる場合もあります。静岡県、湖西市周辺のリフォームを主に行うノズコンの事例と費用を紹介します。

浜松市A様 お風呂・トイレリフォームの事例

脱衣所もお風呂もタイルなので冬場は体が冷えてしまうのでユニットバスにしたいです。
玄関の引き戸は重く開閉が困難になっているのでどうにかしたい、トイレも入れ替えたいというご依頼でした。

工事内容

・お風呂入替工事
・脱衣所一部リフォーム工事
・洗面台の入替工事
・トイレの入替工事
・玄関のクローザーの交換

エリア

浜松市

リフォーム期間

約2週間

価格

約180万円

より詳しい施工例はこちらで確認できます。
https://nozucon.co.jp/case/3578/


※掲載している施工例と期間、費用は現地調査等を経て実施しました。施工例や期間、費用は実際に施工されるお家によりますので、改めてのお見積りとなります。

自宅の浴槽内での不慮の溺水事故、ヒートショックは身近に起こりうる死亡事故です。ヒートショックにならないように注意するのはもちろん、ヒートショックが起こる可能性を低くするためのリフォームを行うことは対策として有効な方法です。リフォームというと、家を綺麗にして新しくするものというイメージを持つ方もいますが、生活の不安を取り除くために行うリフォームも多くあります。自分や親しい家族が不慮の事故に巻き込まれないよう、不安を取り除くリフォームのご提案をさせていただきます。

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