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終活リフォーム

2024-09-25
終活リフォーム

終活のひとつとして、リフォームを進める動きがあります。終活リフォームとは?終活リフォームが選ばれている理由や背景は?知っておきたい助成金のことなど、終活とリフォームについてまとめて掲載しています。

終活リフォームとは

終活という言葉が生まれたのは2009年だと言われています。自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための色々な準備や、最後に向けた人生の総括を行う活動のことを言います。終活として、遺言の作成や資産の整理、断捨離、葬儀やお墓の準備、エンディングノートの作成などの準備が行われています。終活のひとつとして住まいの見直しも重要なことです。住まいについて、まずはどこに住むのかを考えます。自分が最後に安住する、終の棲家(ついのすみか)です。今の家に住み続けるのか、別の場所に住むのか、どこに住むのかでとるべき準備が変わってきます。

終活リフォームが選ばれている理由と背景

終の棲家をこれまで過ごしていた自宅とし、最後まで暮らし続けたいと希望する人は少なくありません。静岡県湖西市で行われた高齢者一般・要支援認定者・総合事業対象者調査結果 では「ご自身の最後はどこで迎えたいと考えていますか。」という質問に対して、回答は「自宅」が46.5%と最も多く、次いで「考えたことがない」が23.2%、「病院」が19.1%となりました。

住み慣れた家や環境は何にも代えられない安心感があります。ただ、年老いてくると体力がなくなり、体が不自由になる可能性が高くなります。これまで当たり前にできていたことができなくなることで、これまで暮らしてきた家が住みづらくなってしまうのです。このような問題は、自宅をリフォームすることで解決に繋がります。家も終活し、暮らしをよりよいものにしていくことができます。
なぜリフォームが選ばれるのか、その背景に家庭内事故による死者数があります。厚生労働省が発表している死亡場所×年次別の数値では、自宅での死亡率は年々増加しているという報告があります。

令和元年(2019年)13.6%
令和2年(2020年) 15.7%
令和3年(2021年) 17.2%
令和4年(2022年)17.4%

家庭では不慮の事故が起こることがあります。家庭内で起こる不慮の事故には転倒・転落や溺死、窒息、火災などがありますが、転倒・転落・墜落や不慮の溺死及び溺水で死亡する人数も死亡率が年々増えているという数値が見られます。

・転倒、転落、墜落
 死亡数と死亡率(人口10万対)
令和元年(2019年)9,580人 7.7%
令和2年(2020年) 9,585人 7.8%
令和3年(2021年) 10,202人 8.3%
令和4年(2022年)11,569人 9.5%

・不慮の溺死及び溺水
令和元年(2019年)7,690人 6.2%
令和2年(2020年) 7,333人 5.9%
令和3年(2021年) 7,184人 5.9%
令和4年(2022年) 8,677人 7.1%

厚生労働省が発表している、平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況によると、転倒・転落、溺死及び窒息で死亡数が増加傾向にあるのは、死亡率が上昇したためではなく、死亡率の高い高齢者が増加しているためであるとなっています。これらの数値や記載をみると、家庭内における高齢者による不慮の事故は増加傾向にあり、今後も増え続けると予想されます。


参照)厚生労働省ホームページ
・厚生統計要覧(令和5年度)
第1-25表 死亡数・構成割合,死亡場所×年次別
第1-32表 不慮の事故の種類別死亡数・死亡率(人口10万対),年次別
https://www.mhlw.go.jp/toukei/youran/indexyk_1_2.html

・平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/furyo10/dl/gaikyo.pdf

・湖西市 高齢者福祉課 高齢者プラン
令和6(2024)年度~令和8(2026)年度
https://www.city.kosai.shizuoka.jp/material/files/group/18/9kipuranzentai.pdf

終活でおすすめのリフォーム

年齢が上がるにつれて、家庭内事故のリスクも高まります。家の中だから安全だとは決して言えません。これまで不便に感じなかった段差が気になる、手すりがないと移動が難しくなる、など細かい不便が積み重なることで事故に繋がりやすくなります。そのため、終の棲家として住む場所が決まったら、考えておきたいのがリフォームです。このような、年を重ねるうえで感じる不便や事故の可能性は、リフォームで防止することができます。


  • 段差をなくす
  • 敷居をなくす
  • 手すりを設置する

など家のバリアフリー化をすすめることで、転倒・転落・溺死を防ぐといった事故の防止につなげることができます。


  • センサーライトを設置する
  • 部屋を暖かく、涼しく
  • 結露を減らす
  • 防音性を高める
  • 部屋を明るくする

など、より快適な生活へ向けてのリフォームも有効です。

ノズコンでは階段に手すりを取り付ける、段差をなくす、重たいドアを開け閉めしやすくするというバリアフリーのためのリフォームやヒートショック対策などを取り入れたリフォームを行っています。
床をバリアフリーに、タイルの冷たいお風呂をユニットバスに、床のクッションフロアや壁クロスも張り直すなどのリフォーム施工事例があります。今の家の小さな悩みが、長期的に大きな悩みや事故につながるかもしれません。小さなリフォームが、生活を大きく良い方向にかえることがあります。家のことを考えられる余裕がある今のうちに、リスクに備えるため、住まいのリフォームの検討が有効です。

終活リフォームに使える助成金

バリアフリー工事に関しては、国からの介護保険制度や、自治体からの助成金制度があることがあります。例えば、静岡県湖西市、浜松市では以下のような助成金があります。

浜松市

・住宅のバリアフリー改修に伴う固定資産税の減額措置
建築されてから10年以上経過した住宅を、高齢者、障がいのある方等が居住するため、一定のバリアフリー改修を行った場合、下の要件に該当すると翌年分の固定資産税の一部が減額されます。


・高齢者住宅改造費補助金交付
高齢者の心身の状況等により日常生活に支障をきたし、住宅を改造する場合の費用の一部を補助がされています。


参照)浜松市 住宅のバリアフリー改修に伴う固定資産税の減額措置
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shisanze/zei/shisanze/kaoku4.html

高齢者住宅改造費補助金
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kourei/welfare/elderly/zaitaku/kaizou.html


助成金はお住いの場所によって異なりますが、用意されている自治体が多いので、一度確認がおすすめです。今から準備しておく事で、これからの暮らしの質に大きな違いがでてきます。リフォームでより快適な老後の生活を送ることができるよう、終活リフォームを検討してみませんか。

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