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空き家活用の方法とメリット

2024-09-25
終活リフォーム

空き家活用にはどのような方法があるでしょうか。どんなメリットがあるでしょうか。深刻化する空き家問題を背景に厳しくなる法制度、空き家を持っている方向けに、空き家活用に関する情報をまとめて掲載しています。

深刻化する空き家問題

空き家問題が深刻化していると、ニュースで報じられることが増えています。放置された空き家が景観の悪化を招く、悪臭や害虫の発生源となる、犯罪リスクを高めるなど増え続ける空き家は社会問題になっています。そのような背景をうけ、国土交通省は空き家対策等に関する特設サイトを設置し、空き家のリスクや法改正についてなど様々な情報を紹介しています。サイト内を見てみると、平成10年に180万戸だった空き家は、平成30年には350万戸になっているとの記載があります。使用目的のない空き家は、20年間でおよそ2倍に増え、今後も増加が見込まれているのです。

とはいえ、自分が空き家を所有していると問題は分かってはいるけど、なかなか腰が上がらないという事があるかもしれません。空き家は、まちおこしや地域活性化に活用されています。補助金がでる自治体もありますが、それでもわざわざお金や手間をかけてまで活用するのが面倒というような気持ちもあり放置されてしまうことが多いのです。

空き家活用の方法

空き家活用にはどのような方法があるでしょうか。空き家活用事例として、自治体が主体するイベントやまちおこしなど地域活性化につなげる、ユニークな事例もありますが持ち主として選べる現実的な方法は、以下があげられます。

空き家を売却する

空き家を売却する方法があります。空き家を放置していると、税金などお金がかかってしまいますが、売却すればこれらの費用負担は無くなります。空き家活用では売却するのが一番楽な方法です。不動産会社によっては、空き家を解体して更地にして売却することをすすめられるかもしれません。空き家バンクを用意し、空き家を売りたい人と買いたい人、貸したい人と借りたい人のマッチングを積極的に行う自治体が増えています。立地によっては思わぬ価格で売れ、お金を手にする可能性もあります。持ち主としても、空き家を手放すことで気が楽になりやすい方法です。

空き家を貸し出す

空き家の活用方法が思い浮かばないけど売却するのは嫌だという場合もあるかもしれません。その場合は貸し出すという方法があります。相続した実家など思い入れがある家ほど、売却するのは嫌だ、手放したくないという感情になるのは仕方ないかもしれません。その場合は売却ではなく貸し出すという活用方法がおすすめです。ただし、貸し出しの場合、リフォームするなど持ち出しの費用がかかる場合もあります。

空き家のままで維持

空き家のまま維持する方法もあります。ただし、空き家は劣化のスピードが早くなります。また、草木が生い茂る、悪臭や害虫の原因となるなどご近所迷惑となる可能性があります。自分で管理する、親戚や知り合いに管理を依頼する、業者に依頼するなど空き家を何らかの形で管理し、放置しないことが大切です。

空き家活用の大きなメリット

実家を相続した、1人暮らしの親が施設に入居したなど、誰もが意図せず突然空き家の持ち主になる可能性があります。空き家活用にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
持ち主が感じる空き家を活用する大きなメリットは、お金の面や地域活性などの面も確かにありますが、一番大きいのは、気が楽になるということです。
これは空き家を持っている人にしか分からない負担かもしれませんが、心のどこかで「何とかしなくては」「分かってはいるけど」と空き家のことがどこか気がかりになり、活用していないことを負担に感じる気持ちが大きくなってしまいます。ニュースで空き家問題が報じられるたびに気が重くなってしまいます。

突然持ち主となりどうしてよいかわからず、放置したくてしているわけではないのに「空き家活用を」「放置してはもったいない」「資産を活用していない」と言われても困ってしまいますね。売却、賃貸など、実際に空き家を活用するとそういった先送りにしていた心の重さがなくなります。心の負担が減り、気が楽になるというのは持ち主にしか分からない、空き家活用の大きなメリットです。

早めの空き家活用・資産活用がおすすめ

空き家の所有者は、いずれは向き合わなければならない問題です。


  • 解体費用をかけたくない
  • 家財・荷物を片付けられない
  • 将来自分や親族が使うかもしれない

などの理由で空き家は放置されがちです。ですが、先に書いたように国として、空き家を減らしたいという背景があるため、空き家に関する法律の整備が進んでいます。2015年に空き家を放置し「特定空き家」に認定されると固定資産税は6倍になるという法律が制定されましたが、2023年に新たに「特定空き家」の前段階となる「管理不全空き家」に対しての法律が制定されました。空き家を放置することに対して、年々厳しくなっている印象があり、今後も空き家を放置することへの罰則や対策が厳しくなると予想されます。空き家を放置しているなら、今が向き合うのがおすすめの時です。


参照)空き家対策特設サイト「空き家の問題とは? 法改正について」
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/akiya-taisaku/index.html


空き家は放置することで資産価値にマイナス要因にもなります。空き家は劣化のスピードが早くなるため、綺麗なうちに活用した方が資産活用の面でもおすすめです。毎年税金がかかり、損になってしまいます。活用することで、収益確保にもつながり、資産価値の維持につながります。感情的に難しい場合もありますが、問題を先送りにしても解決にはつながりません。ノズコンでは、現在の資産・資金の状況を鑑みたうえで、適切な活用方法をご提案させていただきます。

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